ごきげんようございます、たかぴょんです
あなたは『バナナの花』を見たことがありますか?
某ロボットアニメのファンネルのような見た目のこれが、バナナの花です。
バナナハートと呼ばれるこの花は、タイやインドネシア等ではポピュラーな食材なのだとか。
ある日スーパーで見かけた僕は、思わず衝動買いをしてしまいました。
どんな味か気になる!!!
そこで今回は、バナナの花を食べてみたい方、バナナの花が気になる方、異国の文化に触れてみたいあなたに向けて、以下の内容をまとめてみました。
この記事を読めば、あなたもバナナの花のことがわかります!
是非、最後まで読んでいってください!
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【料理】バナナの花を下処理(アク抜き)して焼いたり揚げたりする!
まずはバナナの花をよく観察してみましょう。
大きさは成人男性の手より大きく、形は某ロボットアニメのファンネルのような形状。
匂いはスーパーボールのようなゴム質で、それでいてどこかトロピカルな雰囲気の匂いがします。
バナナの花はアクがすごく、普通に食べると強いえぐみで食べられたものじゃないんだとか。
酢水でアク抜きの下処理をしましょう。
水に対して酢を3%程度混ぜ合わせた酢水を作ります。
ちなみにこの酢水は少し酢の風味がする程度の、ただのまずい水でした。
続いてバナナの花を処理していきます。
まずは皮を剥きましょう。
タケノコやトウモロコシの皮のように、ペラペラと簡単に剥くことができます。
皮を剥いたところに大量に並ぶ大量のナメクジのような物体はベビーバナナといって、バナナの赤ちゃん。これが成長すると、みんながよく知るバナナになるんだとか。
手で簡単にちぎれるので、すべてちぎって先ほど作った酢水に漬けていきます。
ちなみにこの段階でひとつ試食してみましたが、アクのせいで苦みと渋みが強く、全く飲み込めませんでした。
ある程度剥いていくと、上記の写真のように花の色が変わってきます。
ここまでくると、ベビーバナナだけじゃなく本体も食べることができます。
何度も剥いていくと、少しずつ皮の色が変わっていくのが面白かったです。
延々と剥いていけて、剥くのが楽しいところがタケノコと似ています。
根本は固くて食べることができないため、切り落としましょう。
そして本体を半分に割ります。
既視感があると思って考えてみましたが、ミョウガを半分に割ったときのような見た目。
匂いは相変わらずゴム質かつトロピカルな形容しがたい香りです。
処理したバナナの花は酢水にすべて漬け、密着させるためにラップを被せて1~2時間放置。
こうすることにより、アクが抜けて渋みがなくなるんだとか。
2時間アク抜きしたバナナの花を少し試食してみましたが、やはりアクが強くて食べられたものではない……。
しかもかなり変色してる様子。
大きいまま酢水に漬けてたことが原因かな……?
もう少し小さくカットして、アク抜きを延長する作戦を実行。
こうして……
こうじゃ!!
この状態で40分追加のアク抜き。
少し試食してみましたが、アクは少し残っているけど食べられる程度になりました。
歯がギシギシするアク強めのキュウリのような味。食感はキャベツ。
炒め物にすることにしました。
まずはフライパン(無かったため小鍋で代用してますが)で油を熱します。
じゅうぶんに温まったらバナナの花を投下。
食感や風味付けのために少量の冷凍むきえびもいれてみました。
この時点でちょっとだけタイ料理っぽい。全くの適当料理だけど。
火が通ったバナナの花は色が黒くなるようです。
記事の趣旨とは違うけど、えびから甲殻類特有の香ばしい匂いが漂ってきて食欲を刺激します。
ある程度火が通った段階で、鶏ガラ、薄口しょうゆ、レモン汁を混ぜ合わせた調味液、しょうがチューブで味付けをします。
あ……あれ……?まるで吐瀉物のような、それでいてコンポストの中身の生ごみのような、そんな物になったよ……?あれ……?
このように、最初に剥いた花の外皮に盛り付けて炒め物の完成!
盛り付けたらそれっぽくなった!
そしてもう一品作りましょう。
親の顔より見た光景。
鍋で油を熱します。
衣をくぐらせて……
パン粉をつけて……
油に……
投下!!
いつも変な食材を揚げるときは天ぷらが多いけど、珍しくフライにしてみました。
泡が落ち着いてきたら皿に盛り付けて
完成!!
熱々のうちに食べよう!
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【実食】バナナの花、バナナハートを食べる!アク抜きが足りなかったかも……
それでは早速、バナナの花の炒め物から食べてみましょう。
いただきます!
ぱくっ。
こ、これは……。
美味しくない!
柔らかく火を通したゴボウに近いような食感と、味薄めの根菜的な味わい。
更にそこに、どことなくアク特有の渋さが出てきて食べづらい……。
食べられないわけではないけど、好んで食べるものではないかもしれません。
食感そのものはシャキシャキして良い感じなので、もう少ししっかりアク抜きしていればおいしく食べられたかもしれません。
続いてフライを食べてみましょう。
ぱくっ。
こ、これは……!
美味しい!……気がする!
アク特有のエグみ自体は残っているけど、タケノコの天ぷらとかに近いような食感や味で良い感じ!
ただし目の前にタケノコの天ぷらと上記のフライがあれば迷わずタケノコを選ぶ程度の味わい。
言葉を選ばずに言うなら、イマイチ……。
ソースをかけてみたけど評価は変わりませんでした。
ポテンシャルは低くないはずなので、さらに念入りなアク抜きをすることでおいしい食材に化けたはず!
食材そのものの問題というより、シンプルに自身の技量不足が浮き彫りになる結果でした……。
後悔が大きい……
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『バナナの花、バナナハートを食べる』まとめ
というわけで、今回は『バナナの花、バナナハートを食べる』記事を書いてきました。
この記事を読んで、バナナの花のアク抜きは「小さく切って行う」ことと、「手を抜かずに長時間水にさらすこと」が重要だとわかったでしょう?
今回の内容をまとめましょう。
南国の文化を感じさせてくれる食材、バナナの花。
思っていたよりもかなり本気でアク抜きをしなくてはいけない、手間のかかる魅惑の食材でした。
本文の中では「イマイチ」と記載してますが、慣れた人がしっかり下処理すればちゃんと美味しくなる気配を感じました。
自身のシンプルな技量不足と知識不足に心残りが大きく、いずれリベンジしたいと思います!
記事を読んでくれたあなたも、コメント欄でバナナの花料理のコツや成功例を教えてくれると幸いです!
今日もごちそうさまでした!
前回食べた『つぶ貝』の記事もあわせて読んでみてください!
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