ごきげんようございます、たかぴょんです
あなたはヤブカラシを知っていますか?
標準和名ヤブカラシ、通称ヤブガラシ、別名ビンボウカズラとも呼ばれるこの植物は、その名の通りヤブを枯らすほどの爆発的な繁殖力により世界中で嫌われている雑草です。
春から夏にかけては特に爆発的に殖えていき、どこにでも見かけます。
ある日、市に許可を取った僕は近所の公園で大量のヤブカラシを摘んできました。
おいしく節約できるからね
というわけで今回はヤブカラシを食べました!
この記事を読めば、あなたもヤブカラシを食べてみたくなりますよ。
是非、最後まで読んでいってください!
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【下処理】ヤブカラシのアク抜きをする
まずは摘んできたヤブカラシを見てみましょう。
基本的にはツルの先の方を摘みます。
茎部分も食べられることは食べられますが、やや食感が悪いため先の方が好みです。
よく洗います。
気を付けて摘んでいても、意外とアリがいたりするものです。要注意。
鍋で湯を沸かし、2分ほど茹でます。
火が通ることで鮮やかな緑色になります。
なお、雑草を手でちぎったときのような野性的な自然の香りが部屋中に充満しました。
アク抜きのために水に浸けたら、思いのほか綺麗な緑色の水が出てきます。
流水にさらしてアク抜き。
ヤブカラシには尿管結石の原因になる成分、シュウ酸が大量に含まれているため念入りに3時間ほどアクを抜きます。
3時間経ったら水気をしっかり切ります。
そしてお皿に盛り付けて完成!
早速、食べてみよう!
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【実食】ヤブカラシを食べる!
それでは早速、盛り付けたヤブカラシを見てみましょう。
向かって左にマヨネーズ、右手前は酢味噌です。
それでは、さっそく食べてみましょう。
まずは何も付けずに……。
う、うまいッ!!!
クセのないシャキシャキ食感に、ほんのりとしたぬめり。そして奥深くにピリッとした辛みがあり――。
おいしいです!文句なし!
植物特有の筋っぽさや青臭さはまったくなく、まるで普通の野菜と同じ感覚で食べられます。
続いてマヨネーズ。
ヤブカラシ特有のぬめりと相性がよく、非常にマイルドな口当たりになりました。
ヤブカラシそのものの辛みと相性がよく、まるでからしマヨネーズのような仕上がりに。
おいしいです。
ちなみに左上に見切れている水玉模様の茶碗は、我が家に常備されている相棒の専用茶碗です。
最後に酢味噌。
こちらもヤブカラシの辛みにより、まるでからし酢味噌のような仕上がりになりました。
どちらも甲乙つけがたいですが、しいて言うなら僕はマヨネーズのほうが手軽で好きですね!
アク抜きに時間がかかりすぎますが、これが無料の食材というのだからコスパ最強。
おいしかった!
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『嫌われ者の雑草、ヤブカラシを食べる』まとめ
というわけで、今回は『嫌われ者の雑草、ヤブカラシを食べる』記事を書いてきました。
この記事を読んで、あなたもヤブカラシが食べてみたくなったでしょう?
今回の内容をまとめましょう。
アク抜きに3時間かかる……。
無料なのが信じられないくらいおいしい。
ただ雑草として処分するくらいなら食べた方が吉。
名前の通りヤブを枯らすほど爆発的に殖えることから、嫌われているヤブカラシ。
その実態は、何度でも生えてくる優秀な食材でした。
アク抜きこそ時間がかかりますが、あなたも一度やってみてはいかがでしょうか?
今日もごちそうさまでした!
前回食べた『カオスくん』の記事もあわせて読んでみてください……
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