
ごきげんようございます、たかぴょんです
あなたはあざみを見たことがありますか?

綺麗な花とトゲトゲした葉が特徴の野草です。
子どもの頃に知らずに触り、刺さって痛い思いをした!という方も多いのではないでしょうか?
そんなあざみの花言葉は『触れないで』。
少し怖いことで有名な花言葉ですが、触れた相手を傷つけたくないあざみの優しさが込められているのかもしれません。
さて、ある日あざみを見つけた僕は思いました。

『食べないで』とは言われてないよな……
というわけで今回はあざみを食べました!
この記事を読めば、あなたもあざみが食べたくなりますよ。

是非、最後まで読んでいってください!
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【採取&調理】あざみを採って揚げる!
あざみは全国の大体どこにでも、よく探すと生えています。
春になると新芽が生えてくるため、それを狙いましょう。

(少しわかりづらいですが)中心に生えている、棒状のものがそれです。
トゲに十分注意しながらこれを根元から切り落とし、集めます!

たくさん採れました。
万が一途中で変な生き物を見つけたら捕獲できるように虫かごを持っていきましたが、何も捕獲できなかったため代わりにあざみを入れています。

巨大なオオゲジは見つけたけど逃げられた……
そして帰宅。
採取したあざみを観察してみると、広がる前の葉がまとまっていてトゲトゲしさが少ないです。
成長したあざみが攻撃型とすると、新芽はまるで防御型。ふにゃふにゃだけど。

ざるにいれ、よく洗います。

葉の間に細かい土や石などが混ざっているため、意外と汚れが付着しています。
今回は天ぷらにするため、軽く表面の水分をふき取りましょう。
そして天ぷらにするため、衣を作ります。
衣は卵無しで作ることで、カラっと揚げることができます。
卵無しで作る天ぷら衣の材料
- 小麦粉・・・100g
- 水・・・150ml
- マヨネーズ・・・大さじ2

しっかり混ぜず、あえて粉やダマを残すのもポイント。ベタつかず、軽やかな食感に揚がります。

あざみを入れたら軽く衣を落とします。このとき、必要以上に衣がついていると食感がもったりしてしまいます。
余談ですが今回の撮影係はかっつん。
あざみ採ってきたから食べに来いと伝えたらすぐに来ました。

そして熱した油に投入!

一気に入れると油の温度が下がってしまうため、少量ずつ入れるのがコツです。
この調子ですべて揚がり、皿に盛り付けたらあざみの天ぷらの完成です!

天ぷらが熱々のうちに食べよう!
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【実食】あざみの天ぷらを食べる
それでは、盛り付けられたあざみの天ぷらを見てみましょう。

いかにもな「私は山菜の天ぷらです」感。期待大。
それでは早速食べてみましょう!


う、うまいッ!!!
サクサクした衣の中に山菜特有のやや癖がありコクの強い旨味が広がる――。
間違いなくおいしいです!
根元に近い太めの部分(芯?)のあたりは特に、少しもちっとしていて食べ応えがあります。
事前に不安だったアザミ特有のトゲは、驚くほどに気になりません。
時々ちくっとする瞬間はあるけど、『スクガラス』よりはるかにマシ。
あっちのほうが痛いうえにしびれるもん。毒で。おいしいけど。
これが無料で手に入るのだから、山の恵みに感謝!

おいしかった!
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『花言葉が怖い山菜、あざみを食べる』まとめ

というわけで、今回は『花言葉が怖い山菜、あざみを食べる』記事を書いてきました。
この記事を読んで、あなたもあざみが食べてみたくなったでしょう?
今回の内容をまとめてみましょう。
あざみは見分けやすくて非常に美味しい山の恵み。
トゲは加熱すると気にならなくなる。
『触れないで』の花言葉を持ち、見た目も花言葉も怖いあざみ。
しかし実際には、見分けが難しい種類が多い山菜の中でも群を抜いて見分けやすく、それでいて非常に美味しい山の恵みでした。
今回は新芽を食べていますが、普通の葉や根も食べられるため見かけたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

今日もごちそうさまでした!

前回食べた『ブリの白子』の記事もあわせて読んでみてください!
【オマケ】
最後はあざみ、なす、みょうが、アスパラ、玉ねぎ、まいたけで天丼を作りました。
タレはかっつんが作ってくれました。おいしかったです!

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