ごきげんようございます、たかぴょんです
あなたはツワブキを見たことがありますか?
民家の庭や、公園、海岸近くの岩場などによく生えているアレです。
ある日、散歩していた僕は民家に生えているツワブキを見つけました。
おいしそうだなぁ……
そう思った僕は、民家の人に交渉して許可を取り、採取して持ち帰りました。
そこで今回は、ツワブキが近所に生えている方や食べてみたい方に向けて、以下の内容をまとめてみました。
この記事を読めば、あなたもツワブキが食べてみたくなりますよ!
是非、最後まで読んでいってください!
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【下処理】ツワブキを剥いてアク抜きする!
まずは採取したツワブキをよく観察してみましょう。
本当はもう少し葉が開く前の若いものが柔らかくておいしいです。
今回は民家の方の目があったので、そこまで選定に時間がつかえず……。
ツワブキはフキの仲間ですが、フキ同様にピロリジジンアルカロイドという水溶性の天然毒素があるため、このあと行うアク抜き処理が非常に重要になります。
葉を切り落としたら鍋に入る程度の長さに切り、全体を洗います。
この際、軽く包丁で表面をこそぐと産毛が除去できますが、後ほど皮ごと剥くので神経質になる必要はありません。
鍋に湯を沸かし、30秒ほど茹でます。
このときフキ特有の香りが漂い、空腹を刺激します。
水にさらして冷まし、粗熱が取れたら水気を切ります。
皮を剥いていきます。
切り口から5cm程度皮を剥き、全部の皮を持ってまとめて一気に剥くと剥きやすいです。
コツが必要で、半分以上はボロボロにしてしまいました。
皮が剥けたら、一口大に切っていきます。
切ったツワブキはアクが出て変色してしまうため、すぐに水につけていきましょう。
再び鍋に湯を沸かし、沸いたら小さじ1程度の塩を入れます。
この際、先ほどと同じ鍋を使う場合は軽く洗ってください。
今回は大人の事情で違う鍋を使っています。
そしてツワブキも鍋の中に投入します。
この状態で2分ほど茹でます。
茹で終わったら水にさらし、3時間ほど放置したらツワブキの下処理(アク抜き)の完了です!
流水である必要はないと思いますが、バナナハートのときにアク抜きが甘く、痛い目を見たので今回は流水でアク抜きをしました。
皮剥き自体は30分程度かかったけど、そのあとは放置するだけだから難しくないよ
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【料理】ツワブキと厚揚げを煮る!ツワブキの煮物を作ろう
ツワブキのアク抜きが完了したら、いよいよ料理工程です。
再び湯を沸かし、小さじ1程度の塩を入れます。
塩が溶けたら、アク抜きが完了したツワブキを投入します。
10分程度茹でたらザルにあげ、水を張ったボウルに入れて粗熱を取ります。
その間に厚揚げを一口大に切りましょう!
厚揚げとツワブキを鍋に入れます。
鍋に以下の調味料を投入します。
水300ml,薄口醤油大さじ1、みりん大さじ1、料理酒大さじ1、砂糖小さじ1、和風顆粒だし小さじ1
中火で加熱し、沸騰したら弱火にして10分。
これでツワブキと厚揚げの煮物の完成です!
煮物は冷めるときに味が染みるから、完成後は少し置いておくのがポイントだよ!
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【実食】人の庭で採取した観賞植物、ツワブキの煮物を食べる!
まずは完成したツワブキと厚揚げの煮物を見てみましょう。
まるで普通のフキの煮物のような見た目になりました。
それでは早速、食べてみましょう。
いただきます!
ぱくっ。
こ、これは……!
うまいッ!!!
ほんのりした苦みとさわやかな風味、フキ特有の香りが口の中に広がって間違いなくおいしい!
市販の普通のフキよりも特有の癖や匂いが強くて好みの味。
食感も柔らかすぎずしっかりしてて食べ応えがある!
観賞用ということで放っておいても簡単に殖えていくツワブキですが、手間こそかかるもののとても美味しい素敵な食材でした!
おいしかった!!
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『人の庭で採取した観賞植物、ツワブキを食べる』まとめ
というわけで、『人の庭で採取した観賞植物、ツワブキを食べる』記事を書いてきました。
この記事を読んで、あなたもツワブキが食べてみたくなったでしょう?
今回の内容をまとめましょう。
観賞植物として人気が高いツワブキ。
その実態は、非常においしい0円食材でした。
庭にツワブキを植えている方や、近所に分けてくれる人がいる方は試してみてはいかがでしょうか?
今日もごちそうさまでした!
前回食べた『アゲハチョウの幼虫』の記事も合わせて読んでみてください!
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